■ゲート付近・エントランス
DLの入口となるこのゲートはTDLと比べると半分くらいの幅で、見渡せてしまうほどしかない。
TDL同様、両端が再入園口となっている。
ゲートの手前、つまり入園していないエリアではピントレードがよく行われている。
ランヤードを下げていればきっと声をかけられ、膨大なコレクションを拝むことができるはずだ。
彼らはトレードを繰り返しているので、アナハイムに限らず世界中のピンを持っている。
ちなみに園内ではゲスト同士のトレードはなかったが、代わりに多くのキャストがピンを付けているので気軽にトレードしてくれる。
ゲートを入ると花壇があるのはTDLと同じだが、すぐ上を鉄道が通っているためパーク内はほとんど見えない。
左右にあるレール下トンネルを抜けるとそこがメインストリートU.S.Aだ。
★グリーティング&アトモスあれこれ
私がこの場所で確認できたのはミッキーのみ。
TDLでミッキーがいたらあっという間に人だかりができるものだが、
本家DLではせいぜい5〜6人。
しかもそのほとんどは子供で、その親達は周りでその姿を見守っている。
パーク全体に言えることだが、ほとんどすべてにおいてこのようにガツガツしていない。
日本の状況を見たらその殺伐さに唖然とすることだろう。
ちなみに有名な話だがこういった移動型のグリの場合、列などはできないことが多い。
出来ているのは日本人が多い場合だ。
タイミング良く周りの空気をよく読んで近づこう。
■メインストリートU.S.A.
TDLでいうところのワールドバザールがここ。
馬がゲストを乗せた車を引いてカッポカッポと闊歩している。
暴れないかとちょっと不安だ。
まず出迎えてくれるのはその筋には有名な消防署。
パーク建設中やオープン後も、この2階をウォルトは常宿としていたので、まずはここで拝んでおくのも一興だ。
消防署の反対側にはディズニーギャラリーがあり、なんと専用のシアターも備えている。
私が行ったときには50周年関連の展示と、貴重なフィルムをみることができた。
展示物はさすがに歴史を感じるものが多数を占める。
ミッキーも子豚もピノキオも悪夢を見ているかのようだ。
ちなみに館内にはどこにも「撮影禁止」の表示がなく、試しに複数のキャストの目の前で撮影してみたがやはり何の反応もなし。本当に撮影は可だったのだろう。
日本だとすっ飛んでくるのだがこの辺は本家の懐の深さか。
中には以前TDLにも展示してあったミニチュアもあり、写真のようにちゃんとウォルトも立っていた。
全体的にTDLに比べると狭い印象のDLだが、ことさらこのワールドバザールは狭い。
TDLは十字路を中心に構成されているが、本家はこの通り沿いのみなので当然といえば当然か。
今は懐かしいストリートシネマもここでは健在。
スーベニアコイン機もこのメインストリートにまとまって設置されている。(他の園内にももちろんあるが)
日本では法律で禁止されているが、本家ではもちろん本物のコインをプレスする。
台によって多少の違いはあるが、必要となるコインはクオーター1〜2枚とペニー1枚で
基本的には投入したペニーがプレスされる。(一部クオーターをプレスするものもある)
ということで、出来上がりのキレイさは、投入したコインのキレイさに比例するので気をつけよう。
アメリカ滞在中にいつのまにか溜まってしまう小銭を、ここでキレイサッパリ使うのがよいだろう。
★グリーティング&アトモスあれこれ
このミッキーは開演時にグリしていた。そのときにいた他キャラはグーフィーを確認。
日中には消防署前でアトモスとチップ&デールに遭遇。20分ほどのショーを行っていた。
エントランスのすぐ手前では主要なプリンセスがグリーティング。キャラクターよりも人気があったように感じた。
その他メインストリート上でもアトモスの遭遇確率は高いといえる。
なお、TDLのようにテーブルサービスタイプのしっかりとしたレストランはここにはない。
すべてファーストフード系かスナックスタンド系だ。
■プラザ
ウォルトの、当時としては革命的な発想だったと言われるのがこのプラザだ。
TDLよりも狭いため、余計にハブの役割を果たしていることがよくわかる。
中央には見覚えのあるパートナーズ像が立ち、お城とのフレーミングも完璧。ここでの写真撮影だけは忘れずに。
また、このプラザに小さな案内所(インフォメーションセンター)があり、ここで各種案内を聞くことができる。
日本では教えてもらえないキャラクターのグリーティング時間なども教えてくれるので活用しよう。
★グリーティング&アトモスあれこれ
アリエルはTDSのように専用の場所(お城に向かって右手)があり、日中にそこで整列グリを行っている。
城周りのグリももちろん多彩だが、TDLのように城の裏手ではなくプラザ側が多い。
■ニューオーリンズスクエア
TDLではアドベンチャーランドの中にあるニューオーリンズの街並みがここでは1エリアとして独立している。
ホーンテッドマンションはファンタジーランドではなくここにある。
しかも見た目がTDLとは激しく異なるので見落とす可能性もあるので注意。
(→写真はハロウィン期間のもの)
★グリーティング&アトモスあれこれ
カリブの海賊付近ではジャックスパロウ船長のグリーティングがある。
私が見たときは同アトラクション付近からノラリクラリと登場し、ディズニーランド鉄道駅前の広場でグリーティングをしていた。
このグリに関してもインフォメーションセンターで教えてくれるので活用しよう。
■フロンティアランド
TDLでいうとウエスタンランドにあたるのがここだ。
TDLで慣れ親しんでいるアトラクションも多いのでなじみやすく、それ故、日米の違いなど新鮮な楽しみも味わえるだろう。
←写真はビッグサンダーマウンテン。
付近のサボテンもミッキーフェイスなのは偶然か。↓
マークトゥエイン号も見慣れた風景。
しかしTDLと違うのは、本家ではこの船の他にコロンビア号という帆船もあるということ。
運行している日は限られているが、運行していたらぜひ乗ってみよう。
ファンタズミック!を見た後だと感慨もひとしおだろう。
トムソーヤ島にわたる筏も見慣れた風景。
2007年5月にはここに新しくパイレーツに関係したアトラクションがオープン予定だ。
島にはちゃんとインジャンジョーの洞窟もあるが、TDLに比べるとかなり質素だ。
洞窟好きにはちょっと物足りない。
しかし島自体はかなり広く、構成もかなりTDLとは違い楽しめる。
島内に複数立つ見晴台からの眺めも各テーマランドを望められるので楽しい。
←これはニューオーリンズ方面を眺望。
ファンタズミック中のミッキーの視点とも言える。
銃といえばアメリカ。もちろん射的がある。
が、TDLのシューティングギャラリーとは違って、写真のようにダークな印象。
TDLは酒場のシチュエーションだが、
本家は遠近法を多用した西部の町並みを再現している。
ちなみにここでは得点払い出しや、コインがもらえたり、も、ない。
★グリーティング&アトモスあれこれ
ウエスタンな場所柄、トイストーリーのウッディーやジェシーが
ビッグサンダー付近でよくグリをしている。
人通りが極めて少ないので簡単に2ショットも撮れるだろう。
■アドベンチャーランド
ジャングルクルーズがある日本でもおなじみのエリアがここだ。
ただし日本でTDSにあるインディジョーンズアドベンチャーがあるのはここだ。
そのほかアトラクションはチキルーム、ターザンのツリーハウス、など。
そんな内容なのでほとんど滞在時間がなく、帰って写真を見てみたら全然写真がない‥‥
唯一の写真がこれ。
ベンガルバーベキューという店で買ったアスパラのベーコン巻き。
レモンまでついて、完全に居酒屋メニューだ。
まさかこんなところで出会えるとは。
味もまさに食べ慣れた味で美味だった。
しかし食いきれないほどの量がデフォルトのアメリカにおいて、この量の少なさは異質。
それでも暑いカリフォルニアの日の下でベトベトソースの串焼きよりもこのようなさっぱりしたもののほうが個人的には嬉しかった。
これはオススメ。
■ファンタジーランド
個人的には一番老舗の匂いを感じたのがやはりここだ。
開演以来脈々と続くダークライドが揃っているからということもあるし、TDLオープン時からのアトラクションもあるからだろう。
というわけで、一番遊園地然としているため、TDLの同ランド同様に子供を中心ににぎやかだ。
しかもダークライド中心なので、当然ゲストの回転率が悪く、列も外に伸び、結果にぎわっているわけだ。
この一種雑多さがなんともいい雰囲気だ。
ディズニーランドというわけでなく、知ってるわけではないが、古き良きアメリカの遊園地の匂いがする。
日中は上記のように子供が多いため混んでいるので、ライドはなかなかすんなりと乗るのは難しいので、楽しみたいなら朝か夜の閉園間際がいいだろう。
とはいっても夜もそれなりに混んでいるが。
乗ってはいないが、→写真のように本家のスモールワールドはなんと野外に出る。
日本と違って雨の少ないカリフォルニアならではだ。
ピノキオや白雪姫など日本でお馴染みのライドが多いが、乗ってみると内容が結構違うのでおもしろい。
子供向け、と言わずに体験プライオリティは低くしないほうが話のネタにもなると思う。
このテーマランドで日本にない大型のアトラクションといえばこのマッターホーンボブスレーだが、私が行くときはいつもリハブのため一度も乗ったことがない‥
(本来は滝が流れているらしい)
単なるアトラクションとしてではなく、ここからあの海賊の大砲やティンクが飛び立つわけで、パークショーにとっても意義深いランドマークと言える。
★グリーティング&アトモスあれこれ
TDSではお馴染み(最近はキッチンビートだが)TDLではすでに姿を消しているジャミターズと遭遇した。
ゲストのノリはやはり本場だけのことはあるものだった。
■トゥモローランド
TDLでは逆に古くさいエリアだが、本家のこのエリアは初見ということを差し引いても古さは感じなかった。
ここでなんとなんとプッシュくんと再会。
TDLから姿を消して久しいが、ここ本家DLで彼は元気に走り回っていた。
このように子供に大人気だが、見かけたらぜひ絡んでみよう。
現在新アトラクションとしてファインディングニモを作成中。
場所が以前潜水艦ものだったので、今回も実際に水中に潜るのではと推測できる。
2007年6月のオープンが待ち遠しい。
TDLだけかと思っていたがここにもゲームセンターがあった。
が、TDL同様閑古鳥が鳴いていた。
唯一の見所は←このXウィング(たぶん実物大)
スターウォーズ好きは見逃さないように。
ハンバーガー系ばっかりなパークのレストランだが、ここにはイタリアン(といってもアメリカン系だが)の店がある。
クラブ・バズライトイヤーというブッフェ形式の店がそれだ。
各種パスタやピザ(←これがアメリカン)、それにサラダなどがある。
実際に食べてみると味は非常にまともで、日本人の舌にもあうと思われる。
ただ、問題なのはやはりその量だ。
たとえうまいものでも、食べても食べてもなくならないとさすがに飽きてくる。
残せばいいだけの話だが、日本人の美徳としてはつらいところだ。
■ミッキーズ・トゥーンタウン
TDLとほぼ真逆に建物が構成されているため、TDLになれているとなんとも不思議な気分になるのが本家のトゥーンタウン。
ただ、構成物はほとんど同じなので戸惑いながらも迷うことはないだろう。
オープンと同時に真っ先に行列が出来るのはミッキーの家、ではなくこのミッキーとのグリーティング。
ミッキーの家のすぐ前がその場所だ。
冒頭の基礎知識でも書いたが、この行列のほとんどが日本人である。TDLにいるようだ。
私が行ったときはアーリーエントリーで入ったわけだが、オープンと同時に30名くらいの列があっという間にできあがった。
ラインカットが早いので(おそらくミッキーの家がオープンするまで)やはり真っ先に行ったほうが安全。
日本で見られない風景といえば、ミッキーの家がオープンするとき、ミッキーが直接家に入っていったこと。
突然のことだったので、残念ながら撮影することが出来なかったが、もし見かけたらシャッターチャンスだろう。
もちろんミニーもグリーティングしている。
が、←写真のように日本から見ればほぼ放し飼い状態に近い。
トゥーンタウン入り口付近にあるスペースで整列グリをするので、記念写真を撮りたい人は見逃さないように。
■クリッターカントリー
スプラッシュマウンテンがシンボルといえば、日本でもアメリカでもやっぱりクリッターカントリーだ。
スプラッシュのレビューはそちらを見てもらうとして、これがDLのプラッシュダウンフォトだ→
ちなみに撮影タイミングもカメラ位置もTDLと同じだ。
近くにはカヌーもちゃんとある。
アメリカ人はさもパワフルに漕ぐんだろうと思ったが、時間がなくて乗れなかったため真相は不明。
TDLではウエスタンランドにあるハングリーベアがここにある。
とはいってももちろんカレーライスが食べられるはずはなく、胃液がどっと出てきそうなほどアメリカンなメニューが揃う。
左は一応ワッフル。
大きさがわかりづらいが、小さなピザくらいだと思って欲しい。
軽く2日分のカロリーは摂取できそうだ。
そしてもちろん「ザ・アメリカン」のハンバーガーがメインメニュー。
DLに限らず、アメリカでハンバーガーを頼むとポテトはデフォルトで付くので注意。
味はあまりおいしくないが、オニオンリングはうまかった。
写真→はストロー。
ここではバズとスティッチが売っていたが使っている人は見かけなかった。売れているのだろうか。
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