■■■■ アトラクション・レビュー ■■■■
2007/10更新

■グリズリー・リバー・ラン 07/10追加
  
日本国内でたまに見かける急流下りアトラクション。
丸いライドに8人が内側を向いて乗り込み、まったく予期できない動きに翻弄されながら、そして激しいスプラッシュに歓声を上げる。
単純だがこれほど純粋に楽しいライドもないだろう。
このアトラクションの特徴はなんといっても「濡れる」ことだが、その濡れ方はハンパじゃない。
「濡れる」というより「水をかぶる」といったほうがいい。しかもスプラッシュマウンテンのように顔が濡れるような「水しぶき」ではない。
背中から下半身に「バケツで水をかけられる」と同等だ。
運良く(悪く)ほとんど濡れない人もいるが、それは少数派。がっつり濡れると思った方が良い。
しかしカリフォルニアの気候は、1時間もあればそれを乾かしてしまうので心配はいらない。
見ず知らずの人達とギャーギャー騒ぎながら笑いあって楽しむコミュニケーションもこのアトラクションの楽しみの一つだろう。
そんな楽しみ方をしたい人にもオススメのアトラクションだ
待ち時間予想 (A長い 〜 E短い)



■サンホイール 07/10追加
  
パークの一番奥にある一見普通の観覧車だが、これは実は絶叫アトラクション。
乗り込むゴンドラは2種類あり、ひとつはごく一般的なもの。問題はもうひとつのゴンドラだ。
写真を見ると分かるとおり、通常の観覧車では考えられない位置(内側)にゴンドラが見えるとおもうが、
ようは観覧車の回転に従い、ゴンドラがレールに沿って外側から内側、また外側へと移動するのだ。
その動きのインパクトは、見ると乗るとでは大違いで、ハッキリ言って下手な絶叫マシンよりも絶叫するほど。
高さに加え、意外な速度で移動しゆらゆらするゴンドラの恐怖感は一級品だ。よく考えたものだ。
通常と違いこの観覧車は2周するのだが、ジワ、ジワと周る周回と、一気に1周する周回と、その動きにも違いがあり、
一気に回転するときの訳のわからなさは実際に乗ったひとにしか分からないだろう。
私は軽く気持ち悪くなった。
待ち時間予想 (A長い 〜 E短い)



■マペットビジョン3D 07/10追加
 
アメリカでは有名なキャラクターを使ったシアタータイプのアトラクション。
TDLで言えばミクロアドベンチャーといったところで、映像は3Dメガネをかけて楽しむものだが、
もちろん様々な仕掛けとサプライズが用意されている。
日中の強烈なカリフォルニアの日差しを避け、一休みするにもいいアトラクションとも言える。
待ち時間予想 (A長い 〜 E短い)



■It's Tough to be a Bug! 07/10追加
  
バグズランドにあるシアタータイプのアトラクションはもちろんバグズライフの世界。
ピクサー製なのかは分からないが映画同様にCGで描かれたバグ達のお話が3Dで繰り広げられる。
映画とはそんなに関連性がない内容なので、誰でも楽しめる内容だろう。
様々な仕掛けも奇抜で楽しめる。
なお、このようなシアター系アトラクションでは、日本語のヘッドセットを借りて日本語で楽しむことが出来るが、
あらかじめゲストリレーションにてデポジットを払って借りておく必要があるので注意が必要。
待ち時間予想 (A長い 〜 E短い)



■トワイライトゾーン タワー・オブ・テラー
  
シーのものとは違い、昔アメリカや日本でも人気のあったTV番組「トワイライトゾーン」を題材としている。
ホテルも場所柄「ハリウッドタワーホテル」という名称で、設定的にもこのホテルで行方不明になったのはホテルのお客様多数というシーよりも身近なもの。
プレショーは当然TV番組をフィーチャーしたもので、なじみのある年齢の人にはあのジングルを聞いただけでたまらないはずだ。
乗り場はシーと同じく1階と2階で数も同じ6個所。ここから「あるはずのない13階」への旅が始まるわけだ。
エレベーターの動きの構成そのものはシーと似ているといえるが、その速度はかなり違う。
特に落下速度があきらかに違い、シーが自然落下に近い「フワッ」という感じに対し、こちらのものは上から突き落とされるような「ズドン」という感じだ。
また、落下から上昇への切り替わり時のGも激しい気がする。
シーよりも落下距離が若干長いからできることなのかもしれない。
ちなみにこの落下時に胸ポケットに入れていたデジカメが完全に放り出されてしまったほどだった(ストラップをつけていたからカメラは助かったが‥)
これにもシー同様、窓が開いて外の風景が見える地点での写真撮影がある。
待ち時間予想 (A長い 〜 E短い) (夜ほどA)
日米比較
■プレショー演出・高揚感■
日本 ☆ ☆☆☆☆ 米国 ★
■エレベータ絶叫度■
日本 ☆ ★★★★★ 米国 ★


 
■ソアリン・オーバーカリフォルニア
  
パーク内の数ある大型アトラクションの中でもトップクラスの人気を誇るこのソアリン。
カリフォルニアの空を飛んでいるような疑似体験ができるというものだが、正直なところなぜそんなものが人気なのかさっぱりわからなかった。
巨大な建物の中に入ると歴史上の「飛行」に関する展示や写真が飾られているロビーと通路があるだけで印象としてはやはり地味で、それほど期待感も膨らまない。
ところがいざアトラクションへと誘導されると一気に期待感が高まる。
巨大なアームに9つほどの長いベンチがぶら下がっており、それに座ってシートベルトを締める。
いかにもこのベンチは動きそうだ。
そうこうしているうちにベンチがふわっと浮き上がり見る見るうちにけっこうな高さに。
途端に前方視界一杯のドーム型スクリーン(言葉どおり視界内すべてがスクリーン)にカリフォルニアの空からの映像が映し出されるのだ。
前方からは風も吹き出され、一瞬でハンググライダーで飛んでいる感覚におちいってしまう。
これはほんとうに素晴らしく、まさに鳥肌ものだ。
もちろん映像に合わせてシートを動かしGを発生させているのだが、それをまったく感じさせないのは見事と言うほかない。
映像に関する細かい部分はネタバレになるので実際に見てもらうとして、終わり方が「いかにも」なもので自然と笑顔になってしまうということは付け加えておく。
アナハイムに行ったのなら、何を差し置いてでも一度はこれに乗るべきだ。
待ち時間予想 (A長い 〜 E短い)



■カリフォルニア・スクリーミン
  
ミッキーフェイスのループ部分が有名なジェットコースター。
革新的なことは何もないが、いかにもアメリカな雰囲気を味わうには十分なものだ。
日本にはあまりない「打ち出し型」、つまりカタパルトで一気に発射させその勢いでコースを巡るタイプ。
※一箇所巻き上げはある
そして途中で360度ループを通過してやがて終了というコースレイアウトとしては特筆すべきものはない。
唯一珍しいものとしては、各シートにスピーカーが設置されていてノリのいい音楽を聞きながら進行することくらいか。
しかしこれが意外と気持ちよく、状況にハマッているので気分の盛り上げにはかなり貢献している。
途中写真撮影が行われ、出口で販売している
待ち時間予想 (A長い 〜 E短い)


 
■モンスターズ・インク
  
近い将来東京ディズニーランドにやってくるアトラクションがこれであろうと言われている。
その名のとおり映画「モンスターズインク」の世界を楽しめるダークライドであるが、
内容的になんのひねりもなく、ひたすらキャラクターと場面場面を巡るだけ。
同映画を好きな人でも「‥‥‥」な内容ではないだろうか。
これをこのまま東京にもってくるのは、いくらなんでもやめたほうがいいと私は思う。
待ち時間予想 (A長い 〜 E短い)